足立区民合唱団








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♬ 先生方へのインタビュー

お世話になっている先生方に、ふだん聞けない話、本音をインタビューします! 

◇ 風間先生にズームイン!

司会:ピアノ伴奏の風間先生へのインタビューです。
   先生とは、もうかれこれ21年以上のお付き合いですね。
   あの頃はみんな若かった。風間先生も独身でいらしたし。
   日光の区の施設での合宿で、夜遅くまで話したのを思い出します。
   先生が足立に見えるきっかけは何だったのですか?

風間:その少し前に、恩師の大谷冽子(おおたにきよこ)先生(声楽家)が関わられた
   オペラの公演の指揮者に坂本先生がいらして、そこで初めて坂本先生と
   ご一緒しました。
   その時に国民文化祭千葉の新作オペラ「ミナモ」と足立のお話をいただきました。

司会:ピアノは、いつから始められたのですか?

風間:3歳からです。先に兄がやってたのを、まねしてるのを親が見てて、
   個人の先生につけてくれました。スゴイ楽しかったのをおぼえています。
   小学校に上がる頃、両親は音大にやろうと決めたらしく、別な桐朋音大の
   コワ〜イ先生に変わりました。ずーっとやめたいやめたいと思ってたんですが、
   その先生には、大学卒業までお世話になりました。

司会:音楽の道に進もうと思ったのは、いつ頃?

風間:中3のとき、学校の音楽の先生が武蔵野音大の夏期講習の案内をくれたんです。
   そして入間の学校を見に行ったら、自然の中にあって、すっかりあこがれて
   しまったんです。武蔵野の音高に進学したのはそんなわけです。
   高校は全寮制でした。正直、家から解放されたい気持ちもありましたね。

司会:大学生活はどうでしたか?

風間:あまり勉強はしませんでしたね。でも、大学で「大合唱」という授業があって、
   第九やカルミナ・ブラーナなどをやったのですが、けっこう伴奏を頼まれました。
   一年先輩の清水さん(清水一皓先生)がそのとき歌われてました。

司会:一学年600人という武蔵野のピアノ科の中から、伴奏に指名されるんだから、
   大したものですね。今は足立以外にどんなお仕事をなさってますか?

風間:日本オペラ振興会(藤原歌劇団・日本オペラ協会)のオペラ歌手育成部で
   週2回3時間ずつ弾いています。担当しているクラスの先生が坂本先生です。
   ほかに、埼玉で女声合唱団の伴奏をしていますが、その先生は坂本先生の
   大学時代のお友だちです。

司会:坂本先生の関係が多いですね。ご主人のオケなどでも弾かれてましたね。

風間:野宮(旦那様=野宮敏明さん・指揮者)のオケや吹奏楽のお仕事、
   そのメンバーが教えている生徒さんの発表会の伴奏、
   それにさいたまシティオペラのお仕事もやっています。単発の仕事が多いですね。

司会:話は変わりますが、「のみや牧場」について伺います。
   この間も「のみや牧場」のホームページをのぞいたのですが、どんな動物が
   いるんですか?

風間:コーキー犬のSatie、Belleも、ネザーランドドワーフ(うさぎ)の
   華も、ハムスターたちも、白文鳥の武蔵も、オカヤドカリ三兄弟も、金魚も
   みんな死んでしまいました。今いるのは、インドホシガメのかめ吉、グッピー、
   並文鳥の空くらいです。空はうちにきて8年、もういい歳で、近頃は止まり木から
   落ちたりしてます。牧場もさみしくなりました。
   近頃は、ペットショップにも行っていません。

司会:でも楽しいホームページですよね。クッキングのスペシャルメニューの
   レシピを見て、実際に作ったこともあります。いつから始められたんですか?

風間:始めたのは2000年です。「のみや牧場」の名付け親は私です。
   作ってみようよという話になったんですが、その頃は今のような
   ホームページ作成ソフトはなくて自分でプログラムしなくてはいけませんでした。
   私にはまだできなかったので、こんなのをと絵を書いて旦那に渡して
   作ってもらいました。

司会:本当に楽しいページです。皆さんもぜひ一度覗いてほしいです。
   ところで、足立区民合唱団を長くご覧になっていて、どんな点に気をつけたら
   もっと上手になると思われますか?

風間:そうですね。リズムのことでしょうか。どの合唱団もリズムに弱いですね。
   オーケストラだと、リズムが弱いと演奏になりません。
   合唱の場合、なんとなくすんでしまうところがあります。
   でも、2拍3連符など、みなさんとれていません。
   足立でも、ソプラノは大丈夫だろうと思ったらできてない。

司会:去年だか、風間先生の「虫の絵本」の「セミ」の練習で、
   「たいよ〜お、ばんざ〜い」のところを、手をたたいてリズムをとりながら
   何度も繰り返しやらされたのを思い出します。

風間:訓練すれば、どんな年齢でもリズムは良くなります。
   声だけだと自分の声でごまかされてしまうんです。
   手を叩いてその音を聴きながらやるといい。
   オーケストラは、メトロノームに合わせて練習します。
   長い音符も、16分音符で細かく刻んで、1個目を抜いてやったり、
   2個目を抜いてやる。そうした基礎訓練が大切です。

司会:坂本先生もちょうど同じ事をおっしゃいました。
   前に、坂本先生の練習で、2人で向かい合って目をつむり、
   手で拍子をとったら、全然ずれてしまったのを思い出します。

風間:それぞれ自分のリズムがあるんです。
   だから伸ばしている音ほど、細かく刻んでないとずれます。
   ただ、合唱は器楽と違って言葉があり、言葉としてまとめなくてはならない
   難しさもありますね。

司会:リズムを刻みながら、言葉をしゃべる。
   大変な作業ですが、努力してみたいと思います。
   今日は、お疲れのところをありがとうございました。

  
   ▲ 風間先生のホームページ「のみや牧場」より画像を拝借しました♪ 

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