足立区民合唱団








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♬ パート紹介

◇ ソプラノパート

 こんにちは。いつも主役と思っているパート、ソプラノです。

私達は自他共に認める個性豊かな面々の集まりで、年齢も十代から永遠の六十代、髪色も黒から金色。四字熟語で言うなら「百花繚乱」可愛いスズランから大輪のひまわりまで咲き揃っています。花に見間違う外見の美しさだけでなく、声もまたしかり。透き通ったレッジェーロから拳を握り締めたスピントまで、どんな曲でも歌えるよう?様々な声質のメンバーが集まっています。ですから当然「ソプラノの音色が一つに揃って、他のパートをじゃましないで綺麗に歌えている」なんて事はないのです。しかしながら凛と咲く花も「私を見て」と言わないように私達ソプラノも「主役は私」とそれぞれが思っていても、そんな事はおくびにも出さず、他のパートを立てながら謙虚に歌っています。

 歌う事が好きな貴方、一緒に咲きましょう。

いえ、歌いましょう、お待ちしてますね。

◇ アルトパート

 創団当時より歌い続けている人から最近入団した人まで様々。年齢層は40代から80代と幅広く、まじめで頑張り屋で根性があり、チームワークの良いアルトです。

 半年に一度の定演ステージに立つということは多々厳しい所がありますが、それは充実した人生を送る励みと楽しみにもなり、元気に明るく練習に取り組んでいます。

 出せるものなら高く美しいソプラノの声を出したい私たちですが、ちょっと無理。ソプラノの様に輝く存在ではないけどアルトにはアルトの良さがあり、ハモル事の楽しみを感じながら高いレベルを目指しています。

 ステージでは毎回毎回「ドキドキ」「ワクワク」「キラキラ」。素敵なハーモニーを奏でる醍醐味を味わいながら歌っています。

 年に二回も多種多様な歌を歌って若さあふれた輝きのあるステージに立てるなんて、なんと素晴らしい事でしょう!

「合唱をこよなく愛する私たち 青春謳歌し傘寿も忘れ」

 

◇ テノールパート

 男声の高音域を歌うテノールです。とある音楽指導者は言いました、「テノールをやっている人は話を聞かない。でもそれがテノールの良さでもある。」(誇張あり)そう、テノールとは、細かいことに気をとられずに伸び伸びと旋律を歌い上げる人種なのです。決して逆の耳から抜けているわけではないのです。

 とはいえメロディラインだけでなく、内声部として絶妙なハモリも楽しめるのがテノールの醍醐味の一つでもあります。主役だけでなく脇役もこなす…なんて素晴らしいのでしょう。

 そんなテノールは下は30代から上は80近くと非常に幅広いメンバーが揃っており、皆精力的に合唱に取り組んでおります。一部は仕事もあり練習全てに参加できないこともありますし、年配メンバーは健康に不安を抱えることもあり…中々思うようには活動できない時もあります(とは言え参加率は意外と良かったり…)。

 そんなテノールですが、きょうも人の話を聞かずに歌い続けます。

◇ バスパート

 バス・パ―トは7人で、年齢層は厚いのですが年代ギャップを感じさせず、皆とても若々しく見えます。侍七人は自営、勤め人、地域貢献ボランティアと、忙しいなか合唱をしている集団でもあり、総じて温厚な人ばかりです。

 反省会(若干アルコール付)での話題も「愚痴・自慢は御法度で前向きに」の暗黙のルールの下、人生のベテラン揃いのためか内容も豊富です。

 パ―ト内の団結の根源は勿論「合唱」ですが、この辺のコミュニケーション(他パ―ト曰く「呑み二ュケ―ション」?)が良いのも寄与しているかもしれません。また「楽しさを分かち合う」ことも大切にし、誕生日の花束贈呈は数年来おこなわれてきました。

 冒頭の「若々しい」のは、単に歌うということだけでなく、「支え合う」努力と「響き合う」達成感からだと実感しています。

 そんな「七人の侍」のいる当合唱団に仲間が増え、「八人の」「十人の」となる日がくるのを期待して日々歌っております。

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